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2007.05.22 お寺のお仕事が終わりました
連休明けから、バタバタと公私共に色々忙しくしておりました。
中でも一番のヤマはお寺の行事でした。
昨日でほぼ連続5日間お寺に日参する日が続き、ひとまず、
2年間の役職を解かれ「やれやれ~、、、」と無事終えた喜びを
かみしめております。
なにしろお寺の役をする年齢としては破格の若輩者。
周りは何十年もの間、舅・姑に仕えながら先祖伝来の田畑を守り、
農業大国ニッポンを支えてきた大先輩ばかり。
『シャンシャン』と音を立てるようなしっかり者揃いです。
その話題は昔の苦労話もあり、お漬物の漬け方の秘伝伝授あり、
時事問題ありと、それなりに多種多彩。
輪になってお餅を作る作業をしながらどっと笑うそのエネルギーに、
なんだか吹き飛ばされそうでした。
高齢化社会(すでに高齢社会かも)といっても、高齢者が実はまだまだ、
底知れぬパワーを秘めているという実態をこの2年間で、
まざまざと見せ付けられた思いでした。

そんな中でこの間の話題といえば、、、
「うらやましい」「そんなのがいいね~」
と、皆さん口々に絶賛されていたこと。
それは、あるおじいさんが籐椅子で転寝していて、
孫があまりにも起きないおじいさんを、
「じいちゃん!」
と揺すると、すでに冷たくなって硬直が始まっていた、、
という話でした。
そういう亡くなり方はお年寄りならずとも、ワタクシでも思わず、
『うらやましいー!』と思ってしまいます。

生・病・老・死。
この四苦を背負いながら人間は生きていかねばなりません(法話の受け売り)。
「生」とは生きていく苦しみというのではなく、
生まれてくる苦しみということですから知覚はありませんが、
「病」そして「老」とは常日頃ついてまわること。
それはワタクシたちのいとおしいワンコたちも同じなのですが、
人間のようにそれらに恐れおののくことなく、日々淡々と
暮らしを楽しんでいるように見える彼ら。
ワンコたちは「死」そのものの存在も意識することなく、
今を生きているのでしょう。
それでもこのおじいちゃんみたいに、苦しむこともなく本当に眠るように、
自分のいのちが終わっていく自覚もないまま、枯葉がホトリと落ちるように
その一生を終えるのは、人でもワンコでもひとつの理想ではありますまいか。

それはともかく、あまり構ってやれなかったこの頃ですので、
今日はゆっくりとワンコと遊ばせてもらいましょう。



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2007.05.14 最後の恋
少し前、ラジオで旭山動物園の飼育係の方がこう言っていた。
「動物園の動物は自分たちが囲われた身であっても、
いつか異性に巡りあえるチャンスを待っているんです」
う~む。
これが動物本来の生きる力ということなのだろうか。
確かにワンコの、特に発情時期を迎えたさくら、それを目の当たりにするりきは、
種を残す本能に突き動かされているといった雰囲気がある。
ぽんぽんとおさよは心ならずも避妊手術をして「種の保存」からは遠ざかったけれど、
やっぱり「恋」はしてほしいな。
動物にとって生殖を伴わないものは「恋」とはいわないのかもしれないけど、
でも仲良しのボーイフレンドが出来たらいいな。

「色気」はまさに生きる原動力。
その昔聞いた話では、老人ホームでも男女の色事が盛んで、
かっこいいおじいちゃんがやっぱりモテモテだといっていた。
昨今では、介護入浴に従事するヘルパーさんを、
「男よか女の人がよか」と言い張るおじいちゃんの話も聞いた。

それにしても「初恋」が人生最初の忘れられないものならば、
「最後の恋」というのも同等以上の意味があるだろう。
もちろん誰しも恋をしたときには「これが最後の、、、」と
思うものだろうが。

犬の展覧会に行くとほれぼれするような♂がいる。
すると昔々おぼえた「恋心」に限りなく似たものを感じる。
それはドロドロした愛憎に通じるものではなく、
清々しく初々しい初恋のそれだ。
相手は犬なのでもちろん片思いだが、
もしかしたら私は、「最後の恋」をするために
犬に接しているのかもしれないと思うときさえあるのは、
やはり何かがちょっとおかしい、、、??






2007.04.15 五感
昼下がり。
今日もおだやかな天気だわ~。
、、、とゆったりしていたら三重で地震がありました。
震源地で震度5強。
かねてより懸念されている東海地方もかなり揺れたようですね。
関西圏はすっぽり、さらに東西広範囲に影響は及んでいます。
この間の石川県北部といい、まさに日本は名実共に
堂々たる地震列島の相を呈してきました。

2年前の福岡西部沖地震の余震はその後1年以上続きましたが、
たまたま庭でりきたちの世話をしていて余震がありました。
ワンコたちがいっせいにハッと耳をそばだてて集中しますので、
「また鳥か?それとも猫か?」と思う間もなく、
それから『ゴォォォ~~』と低い地鳴りがして地面が揺れたのです。
パニックになるほどではありませんでしたが、
感覚の鋭い彼らは人間よりはるかに、
察知する能力に長けているとわかる一瞬でした。

やっぱり各地に被害が出ているようですね。
でも本当に日本全国、これからどうなるのでしょう。



2007.04.14 日本犬と桜
暖かすぎて開花が異常に早まるのでは、、、と心配されていた今年の桜も、
ちょっと早目位で落ち着いたようですね。
入学式もちょうど桜吹雪を浴びながら、という方もおられたことでしょう。
ネット上でもいろんな地方の、綺麗な花盛りを見せていただきました。
うちの方では不思議なことにド田舎の割には桜の木がほとんどありません。

昔々のこの国で「花」といえば桜のことでした。
ついこの頃知ったのですが、ソメイヨシノって江戸時代に人工交配してできた、
比較的新しい種類なんだそうですね。
へ~っ、てっきり昔の和歌に歌われた「花」とばかり思っていたのですが。
それで、自然交配では増えず挿木や接木で増やすのだそう。
寿命も一般には60年説が有力だとか。結構軟弱なのですね。
確かに、、、おさよの兄弟のケンちゃんが住む近くのY峠は桜の名所ですが、
ここのソメイヨシノは最近軒並み寿命を迎えたということで、
新たに若木の植樹が行われていました。
聞きかじりばかりですが、いわゆる桜前線の目安の桜は
この「ソメイヨシノ」なのだそうです。

昔の「花」と歌われた桜は日本古来の山桜だったようです。
今でも樹齢数百年以上といわれる古木も各地にあって、
怪しげな魅力をかもし出しています。

日本犬保存会から出ている昔の日本犬の名犬写真集をめくると、
「悍威・良性・素朴」を絵に描いたような、精悍な風貌と引き締まった体躯の
野性味あふれる犬たちが載っています。

この犬たちはまさに粗野だけど逞しい「山桜」のイメージです。
今の名犬たちは綺麗だけどちょっと「ソメイヨシノ」みたいな感じ、、、
っていったら怒られちゃうかな。

でも桜と日本犬は、ほんとよく似合いますわ。
下の写真は岩合光昭氏の「ニッポンの仔犬カレンダー」4月。
大元は約10年前に出た知る人ぞ知る「ニッポンの犬」の流れです。
このシリーズ、未だに大きなカレンダーも毎年出ていますね。
で、もちろん毎年買っております^0^

0412karenda-.jpg

この母子の裏白がうちのワンコたちのようにちょっと汚れていて、
妙に親しみを感じます。

おっと、もう4月も半ばですね。




2007.04.07 おとんの質問
おとんがお休みなので4ワンコを連れて夫婦でまきばへ行きました。
ワンコの遊ぶ姿をベンチで並んで眺めながらおとんがこうたずねます。

「アンタ、今何が一番大切と思う?」

ふふん。

それではキミの期待する答えを与えましょう。

「いぬ。」

あんまり即答したので、というか、
予想通りの答えだったからなのか、
おとんは別段怒りもしません。
「やっぱりね~。オレは5番目か、、、。
いや、子供がオレより上だからな~」

このヒトはこういう、いかにも子供っぽい質問を
昔っからするのが好きです。
「オレと子供が溺れてたら、どっちを助ける?」
なんてのも訊ねてきたことがありました。
どっちも助けませんよ。
助けれないの。
だって私はカナヅチだもの。

一番大切なモノ。
それはヒトの家族もワンコもみんなです。
みんなひっくるめて一番大切。
それがワタクシの本心からの答え。


2007.03.22 あの犬は今
「あの人は今」という、昔の話題の人を事後調査する
ミーハー的番組がありました。
この番組の説明欄に、「あの動物は今」というのがあるというので、
『もしかしたら、、』と、見ていましたら、、、
ややや、、、、やっぱり出ました!
あの「がけっぷち犬」です。
あの抽選会から2カ月。
「リンリン」と表札のかかった青い屋根の犬小屋をもらって、
子供たちにもかわいがられていました。
ちょっとおどおどしてはいましたが大きくなって人慣れもしています!
あの抽選会のとき、「犬を飼うのは初めて」、
「犬小屋も買うしお散歩にも連れていってあげたい」
という飼い主さんの発言に、
(だいじょうぶなの?)(あ、あたりまえでしょうが!)
と思われた方は多かったはず。
色んなところで不安や落胆の意見を見かけましたが、
この現状を見てなんだかほっとしました。
日本で最もよく見られるフツーの飼われ方です。
でも飼い主のご婦人がリンリンちゃんと接する様子は、
自然で温かいものでした。
決してぜいたくではありませんが、これを見てなおも
このコが可哀想だと思う方、、、やっぱりおられるのかな。
同じ抽選会のときにいっしょに出ていた姉妹犬とおぼしきワンコも、
当時はひとりも希望者がないということで心配だったのですが、
その後「サチ」(ユキだったっけ)と名づけられて貰い手が現れたそうです。

最後にリンリンちゃんが飼い主さんからお山の道を連れて行ってもらっていました。
(お散歩用のひものリードではないことがちょっと気になりましたけど)
見晴らしのいい小高い場所(崖の上のような所)の草むらにしばし憩って、
「やっぱり崖がお気に入りなのね」と思わせるのが番組の狙うオチのような感じでしたが、
リンリンちゃん、本当にあたかも里帰りしたようなしあわせそうな眼をしていました。


2007.02.09 街角の犬
「ノーリードはいけませんよ」
といくら声高にいっても、昔からそういう飼い方をしている
飼い主にはどこ吹く風です。

隣町のI市の旧国道沿いの古い商店街。
旧国道とはいえ車の量は結構なものなのですが、
車道の脇にグッタ~~リ横たわっているクリーム色のワンコ。
『し、、、死んでいるのか??』
と焦ってよく見ると、スヤスヤとのんびりお休み中だったりする。
もちろんノーリード、首輪あり。
すぐ後ろの御米屋さんの飼い犬です。
お向かいの黒毛に白髪が混じっているかなり高齢のワンコは
薬屋さんの飼い犬。
狛犬さんのように座って、、同じくノーリードです。
超然と達観したようないいお顔をしています。

歳のせいもあるかもしれませんが、こうしたワンコたちは、
一様に大人しくおだやかで、暴れたり興奮したりしたところを
見たことがありません。
いや、、、
この歳まで永らえたということは、賢いワンコとして
淘汰された結果というべきなのでしょうか。
おばかなワンコやはしゃぎまわるワンコは、当然のように
車に跳ねられたりするでしょうからね、、、。
(チラチラッとうちのワンコどもの顔が目に浮かぶ)
こういう飼われ方をしているワンコが
しあわせそうな表情をしているのを見ると、
なんとも複雑な思いにかられます。

あぶなっかしいがうらやましくもある、
という感じですかね。

でも!!
ウン○だって当然のこととしてワンコの自由なんでしょ?
もっと年取って感覚が鈍くなったとき、ついに車の下敷きに、
という事態だってありうるし。

やっぱり、、、ノーリードはいけませんっ!!
、、、よね~~???



2007.02.08 この世の風に
もうすぐお寺の役員が終わります。
うわ~い!率直に言ってうれしい。
2年前何気に受けて、毎月の法話会や研修や、、、
結構大変でした。
大変だったけど、でも勉強にもなりました。
法話の主眼は、
『南無阿弥陀仏のお名号を唱えれば、
極楽浄土に行けますよ~』
ということなのだけれど、
要するに信じるものは救われるという話です。

実際お浄土の世界はヒトのこころの中にこそあるというのが、
信仰心がまだまだ至らぬワタクシの思いなのですが、
今まで見送ったたくさんの愛する人々や愛犬たちが、
安らかなお浄土の世界で楽しく暮らしている姿を
思い描くのは幸せなこと。

いつかこの世からあの世へと誰もが渡っていきます。
『それはふすまをスッと開けて、
隣の部屋に入ることと同じなのですよ』
とずっと昔ある尼さんのご法話の中で聞いて、
とてもこころが楽になりました。

毎日元気にあふれている我が愛犬たち。
このコたちにも容赦なくそういう時期は訪れるのですが、、、

今は今。
共にこの世の風に、ゆうるりと吹かれようよ。







2007.02.01 犬のしつけとは
文化サークルの生け花が飾ってあった。
本格的なお生花(しょうか)である。
でもこういうのって実は枝を矯めたり、
余計な葉っぱをくまなく除いたりして、
ヒトの手が容赦なく入っている。
生け手自体の美的センスでまとめられた
ほとんど人工美といってもよいものだ。
ワンコ的に言えば、徹底的にしつけられた
盲導犬などのイメージである。
それは自然の美しさを昇華させたともいうべき
見事な美しさである。

野に咲く花は無造作に咲き乱れていても、
虫食いの葉が少々混じっていても、
自然光の中で微かな風に吹かれている姿は、
それだけでそれなりに美しいものだ。
ワンコ的に言えば、人の手を頼らずに
逞しく生きていく野犬のようだ。

「犬は犬らしくいきいきと生きてほしい」
というのが不肖ワタクシ犬馬鹿飼い主の願い。
わが理想の飼い犬像を生け花に例えるなら、
野に咲く花をゴソッと摘み取ってきて、
野に咲く姿をできるだけそのままに、
それでも最小限の虫食いや、傷んだ小枝や
伸びっぱなしの箇所はそっと除いて、
心地よい場所にさりげなく飾られている
といったところか。

ワタクシにとってわが犬のしつけってそういうイメージ。

何でもワンコに結びつけるのはいつものおバカな癖だけど、
今日はそんなことを考えながら、生け花が飾ってあった
M市の図書館から犬に関する本を何冊か借りた。
(というか気がついたら犬の本ばっかり持っていたわ~

2007.01.22 ペコちゃん
不二家さんどうしちゃったんでしょう。
お菓子業界では老舗中の老舗です。
そりゃあミルキーを噛んでて『ガリッ!!』と、
虫歯の詰め物が取れたりもしましたけど、
物心ついた頃から不二家のお菓子は大好きでした。
今でこそケーキもフランチャイズの店舗が
あちこちに見られるようになりましたが、
昔、不二家のケーキと言えば博多でしか買えず、
憧れの的だったのです。
こういう業界も技術の刷新がめざましく、
過当競争気味なのでしょうけどね、、、
ただ不二家といえばすぐに思い出すのが、
あの、舌をぺロッと出したペコちゃん。

おやつをあげるときとか、
ゴハンをお皿によそってあげている最中に
ワンコが思わずぺロッてやるのとまったく
同じです。
「ペコちゃんみたいやね」と言ってたのにね。

あの強烈にかわいいキャラクターのペコちゃんが
いたからこそ、不二家はここまで生き抜いて
こられたのじゃないでしょうか。

新聞の諷刺欄で「今度からはペコペコに変えます」
なんてのがあって思わず「うまいっ!」と
思ってしまいましたが、、、寂しいです。

0111ponsayo.jpg
ぽんぽん「アタイたちはミルキー食べさせてもらえんの~?」
~ジャーキーで充分です
左:ニコニコさよ 右:舌ペロリぽん