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2007.07.31 5番目の柴
、、、と思われた方はさすがにおられませんでしょうね。
昨日のこの「お庭番」に思わせぶりに載せた仔犬のことです。

高校時代の友達から電話がかかってきたのは6月中旬のことでした。
ご自宅を新築して犬を飼う環境が整った、ついてはぜひ柴犬がいいとの
家族の一致した意見だが、りきたちに仔犬が出来ないのか?、、、という相談でした。
りきとさくらの間にはもう仔犬を設ける予定はありません。
けれど、『柴犬がいい』という友達に自称『犬馬鹿主婦(特に柴ワンコの)』のワタクシが、
何もしないではおれましょうか、、!
「柴の仔犬ならまかしちょきなさいっ!!」
と早速、彼女の住んでいる日保の支部の方にお願いして仔犬を探してもらう手配をしました。
そして見つかったのが例の画像の仔犬です。
そして、、、なんという喜び!
はるばる県の最東部からやってきた子犬はスケジュールの関係で、
里親のワタクシの友達のおうちに行く前に3日間だけうちが預かることになったのでした!

7月21日の午前中一時預かっていただいているところへお迎えに。
そして午後からは仔犬と部屋でふたりきり、濃厚なハネムーンのような夢のひとときでした。

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鏡に映った自分を敵だと思っているようす
~こりゃたまらん!と思いつつパチリ

とりあえず『チビ助』と仮の名前をつけました。
このチビ助、柴の仔犬らしくサークルは決して汚すことなくおしっこ&うんこは鳴いて知らせるか、
鳴かなくてもお昼寝から目覚めて速やかにお庭に連れて行くとすぐにシーシーして、
まったく手のかからない子でした。

もちろんチビとはいえ、よそ者の見知らぬ仔犬を4ワンが黙って見過ごすはずはありません。
仔犬の鳴き声だけでもお庭は騒然!
ましてや、おしっこのためにお庭にチビ助が来た日にゃあ、、、
もうもう大合唱でした~!

0730otayotogon.jpg
あねさんぶってチビ助を調べるおたよ

でもだからといって、このおたよのようにどのワンコもチビ助をいじめてやろうというのでもない様子。
チビ助の方もまったく何てことない風に堂々と、自分の5~6倍はあるワンコの方へどんどん進んで行きます。なかなか勇敢なヤツでした。

ただなんというていたらく!
ガツガツ気持ちいい食べっぷりに、調子に乗ってフードをあげすぎたワタクシ、
チビ助は来た日の夜から下痢ピーになってしまいました、、とほほほ~。
でも何とかしのいでくれたチビ助、元気になって3日後に晴れて里親さんの元へ。
正式な名前を「ゴン」とつけてもらい、今ではもうすっかり慣れたようです。

0730osuwarigon.jpg
自分の家でお澄ましゴン
~なかなか男らしい風貌

新しいおうちでは8畳ほどの自分専用のお庭で、放し飼いで日中を過ごし、
夜はおうちの中のサークルで寝ているゴン。
『とてもお利口!』とワタクシの友達から喜びのメールが届いています。

それにしてもわずか3日でもすっかり情が移ってしまうワタクシ。
今でもなんとなく寂しくて部屋に置いてあるサークルを片付けられない状態、、、あああ~~。
仔犬はたまらん、、いいですね~、癖になりそう。
アブナイ考えがちらつくワタクシでございました。






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2007.02.15 悲しい打ち明け話
先日「街角の犬」という題でノーリードについて話題にいたしましたが、、、。
後でよくよく読み返してみると、ノーリードで交通事故に遭うようなワンコは
おバカワンコだと決め付けているような言い回しをしてしまい反省しております。
こういう公開ブログでいろんな方がご覧になる中には、
実際にご愛犬をそういう形で亡くされた方もおありかも知れず、、、。
配慮が足りませんでした。まさに過剰犬馬鹿のなすことですね。
しかし、ワタクシがノーリードで飼われているワンコ、或いはお散歩の途中で、
リードをはずされて自由に散歩するワンコに対して異常なほどに危惧をおぼえるのは、
なんといっても年寄り独特の「経験」がものを言っております。
お利巧この上なかったワンコが道路上や川原で自由にされて、嬉しさのあまり道路に飛び出して、、、
というのは何件か人づてに、或いは直接飼い主さん本人から涙ながらに聞いた話です。

そして忘れられないのは昔お隣が飼われたワンコ。
ある秋の日、そのおうちの前を車で通ると、玄関前にそのワンコはゆったりと座っていました。
ワタクシが道をはさんだ駐車場に車を止め、自宅の敷地に入ろうとすると、
そのコが小走りでシッポを振り振り道に走り出ているのが見えました。
「自由散歩してたらあぶないな」と思いつつ、ワタクシが2階にあがってから5~6分後、、、、
『ドーン!!』とすごい音がしてほぼ同時に、
「キャーーン!」と言う声が、、、

バタバタと人の走り寄る気配や、隣の奥さんの叫び声や。
その日の薄曇のお天気に似た日になると、今でも必ず思い出してしまうのです。

お隣はワンコを飼うのははじめてでした。
近所でもちょいちょい見かける自由なワンコたちを見て、
「うちの子もおとなしいから大丈夫じゃないかしら」
「散歩だけじゃかわいそうだし」
と思って、この日うっかり鎖を解いてしまったと、
後々まで後悔されていました。
そして、この事実は驚かせるかも知れず申し訳ないのですが、、、
このワンコはその当時うちのお庭に飼っていたマルの一粒種でした。
このコはうちの仔犬だったのです。
約半年前にワタクシが抱っこしてお隣に連れて行ったコだったのです。

このような形で死んでいった仔犬の短い生涯を思い出すたびに、
二度と二度とこんなことは絶対に起こらないでほしいという思いは強くなるばかりです。
その思いがノーリードで寛いでいるワンコを見る度、たとえどんなにお利巧だとわかっていても、
不穏なむら雲のような心配を呼び起こすのです。

世の愛犬家のみなさま、くれぐれもお気をつけくださいませ。
ただそれだけを言いたかったのです。




2007.01.26 犬のいる風景
私の実家から博多に行くときはJRが一番便利だ。
この便利なS線が敷設されたのは私が小学校5年生位のときだった。
最寄駅から数えて2つ目の駅の沿線沿いにやがて真新しい家が建った。
その家は見るからに新婚さんのそれで、
少女に結婚への憧れをかきたてさせるような愛らしさだった。
博多などそうめったに行くことはない。
それでも年に何度か電車の窓からその家を眺めるのが楽しみだった。
まもなくオムツが風に翻っているのを見かけ、、、
いつのまにか芝生の庭には小さな三輪車が現れ、
すみっこには青い屋根の犬小屋が出来ていた。

それから進学・就職・結婚とあわただしくなり、
私の記憶からこの家はほとんど薄らいでいたが、
数年前に仕事の出張で珍しくJRを使うことがあって、
久しぶりにこの家を目の当たりにした。
はじめて見たときからかれこれ30年は経っていただろうか。
もうかなり老朽化していたがそれでも家は建っていた。
犬小屋はもうなかった。

この家の家人を私は一度も見たことはない。
犬の姿もない。
けれどこの家で若い夫婦と子供と犬の暮らしが
確かに営まれていたときがあった。

この家に憧れて眩しみながら見ていた少女にも
あっという間に歳月は流れて、
堂々たるオバサンとなってしまったが、、
もう成熟期を迎えた家族と4頭の犬達とのつつがない日々。
ここにも家族のステージを違えながら、
犬との暮らしが確かにある。




2006.09.24 咬まれても好きな犬
いつかBBSでもチラッと書いたことがありますが、ワタクシの右手の親指の付け根には、
幼いときに近所のお宅の庭でワンコに咬まれた1cmほどの傷があります。
この記憶ときたらまったくないのですが、ただ普通であれば究極の恐怖体験として、
犬ぎらいになりそうなものなのに、物心付くと熱狂的なワンコ好きと化しておりました。
多分感情の目盛りがグルッと一回転して戻ってきちゃったんでしょうね。
母が言うには、ワタクシを咬んだ犬は、
「ものすごく大きな秋田犬だった」
ということですが、未だにシェパードもハスキーも見分けがつかない人なので、
多分秋田犬ではなかったと思うのですが、、、
大きかったことは大きかったらしいというのは後日証明されました。
それがどうしてわかったかと言うと、、、

少し大きくなると、ワタクシは友達のヨシコちゃんという仲間を従えて、
ノーリードワンコのようにご近所をうろつく悪ガキになっていました。
ある日あるお宅のお庭で、法面となっている赤土から白いものが覗いていて、
そのそばに白い光沢のある勾玉のように美しい形をした宝石らしきものが
落ちているのを見つけました。
小躍りしたワタクシはこれを家に持ち帰り、母に自慢げに見せると、、、
「こっこれは、、、犬の歯やろう!」
「なん?あすこの家の庭で??
そんなら、○○子(ワタクシのこと)を咬んだ犬のやが!」

、、、エエエ~~~ッ!!!

なんと数奇な巡り合わせでしょう。
ワタクシはワタクシを咬んだ犬の、そのまさに咬んだ牙を、
再び自分の手中にしたわけです。
しかし、この牙のおかげで感情の目盛りがぐるるんと回り回って、
ワタクシを大のワンコ好きにしてくれた、、、
これはもう、何と言おうと感謝せずにはおられませんね。
この牙は事の外大きく立派で、さぞや大型のワンコであっただろうとは、
た易く想像できたことでした。
残念ながらこの記念すべき牙は、気持ち悪がった母の手によって始末されてしまい、
ワタクシの手元には残っておりません。

ところで、、、
一昨日、TVでなつかしのメロディーをオリジナル歌手と今売出しのタレントが
カラオケで点数を競うという、ミーハー的番組をボヤ~ッと見ていました。
その中で「別れても好きな人」というのがあって、、、
なんとな~くこんな替え歌ができました。

「咬まれても好きな犬」
(別れても好きな人のメロディーで)

♪咬まれた犬に会った
 咬まれた場所で会った
 咬まれたときと違って骨になっていた
 (中略)
 ちっともおぼえちゃいない
 咬まれたときのことなど
 けれども どうしてなんだか
 やはり犬が好き
 
 咬まれても好きな犬
 咬まれても好きな犬

☆ちなみに解説いたしますと、
はじめの「咬まれた犬」は秋田犬もどき個体のことを、
さいごの「咬まれても好きな犬」はワンコ全般を表しております。

、、、ああっ、そこのあなた!
あきれてこのサイトを閉じないでくださいまし~






2006.03.14 ノーリード・今は昔の物語
またまた思い出話になりますが、、、
ワタクシが子供の頃は、実家の近所には当然のように放し飼いのワンコが右往左往していました。
中でも『ハチ』という名の、日本犬系のMIXが近隣一帯のボスとして君臨していました。
おぼろげにしか記憶もありませんが、ハチは真っ赤な毛皮のがっちりした犬で、いかつい顔をしているくせに垂れ耳でした。
実家に居た赤犬のMIXぺぺ(♀)はつないでいましたが、その当時に避妊手術など稀な話で、ご多分に洩れずボスであるハチの『種』を何度か頂戴しました。
飼い犬も放し飼いがポピュラーであったように野犬も多かったのですが、幼いワタクシが目撃した忘れもしない不思議な光景があります。
ある日の昼下がり、季節は定かではありませんが、ハチの自宅前の道で、ハチと見知らぬ野良犬(?)が6頭位で、中心を向いて円陣を組んでいました。なにやらただならぬ空気が流れていました。
「??」と思った幼女のワタクシ、そっと離れた所で『家政婦は見た』的に息を潜めて見ていました。
当時ご近所をぶいぶい言わせていたハチも、その中に神妙な顔つきで静かにじっと座ったまま、、、。
犬社会の何か独特の儀式だったのでしょうか。
まるで宮沢賢治の動物の世界のようでした。
世慣れた風情のオトナの犬達がまんじりともせず向かい合っていたあの光景。犬が自由に動き回ることに寛容だった時代だからこそ見れた、この不思議な光景が、なぜか折に触れて思い出されます。
そういえば本家本元の忠犬ハチ公も、完全にノーリードワンコでしたよね?
犬社会の独特の儀式もハチ公並みの忠犬ぶりも、今はもはや夢まぼろし、めったに見ることはできない世の中になりましたが、、、

今やノーリードワンコは本当に困りものです。
それでもやっぱり、います。
ウン○スコップを手放せないのは、なにもウン○ばかりのためではありません。
どどど~っとこちらを見つけて向かってくる姿は、ウチのワンコならずとも恐怖を感じます。犬好きのワタクシでさえそうなのですから、ましてや犬嫌いの人は、、、。
なによりもご愛犬が交通事故に遭ったり毒物を食べてしまったとしたら。
「たまには自由にさせてやらないとかわいそう」が、ほんとうに可哀そうなことにならないように、どうか気づいていただきたいものですわ。

さて、話はまったく変わって今日はホワイトデー。
うちのノーリードおとんにバレンタインデーには義理チョコをあげたけど、ヤツはそんなことは忘れて今日も道草ばっかり食って帰ってくるんだろうな~。
ワタクシはこの頃自主的につながれ気味。
だって花粉症が去年よりズ~~ッッッとひどいんだもの~、、、。
ワンコの散歩だけでもたまらんですバイ。

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写真/カンガルー柴・ぽんぽん
「なんかいいことないかなぁ、、っと」