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2006.06.05 日韓友好よもやま話①~安藤監督にエールを
昨日6月4日、我が家が映画撮影現場となりました。
このお話は本当に偶然の産物です。
自主制作の映画を趣味以上のものとしておられる安藤大佑監督。22才。現在、東京外語大学朝鮮語学科在籍中。
韓国に留学経験があり、現地の映画で撮影スタッフとしても参加経験がおありです。
今度の制作は、彼のおじいちゃんの聞き語りを元に構想を練られたようです。
舞台は昭和18年。炭鉱華やかなりし頃に安価な労働力として無理やり半島から連れてこられた朝鮮人労働者が、過酷な労働に耐え切れず逃げ込んだ先の男の子との心の交流を描くヒューマンストーリーだそうです。
ワタクシの住む町は、その昔この国のエネルギーの中心を担った石炭の大産出地帯、筑豊炭田の一画にあります。今でこそその面影を残すものは数少なくなりましたが、有形無形さまざまな形で今もなお、その影響は計り知れないものがありましょう。
奇しくも現実にこの地でも起こったかもしれない話が映画という形で再現されることを目の当たりにすることとなりました。
自主制作映画とはいえ、主人公の子役の男の子は劇団所属で、「博多座」で上演された歌舞伎にも出演したという本格派。
朝鮮人労働者役も韓国からわざわざ俳優を招いての熱の入れようです。
朝9時過ぎ到着後まもなく、早速室内で撮影が開始されました。

satsueifuukei.jpg
座っているのが韓国の俳優イクチュン氏
その後ろに安藤監督

ここで、スタッフの方が手にしてある行程表を見せていただきました。
それによると、、、むむむ?!
「さよ」」の登場シーンが4回も?しかも「セリフ有り」とは??
「あ~う~」と言わせるのか???
と不思議に思っていると、なんと「さよ」というのは主人公の男の子のお母さんの役名でした、、、。

satsueifuukei2.jpg
女優さよの事前打ち合わせ風景

で、ワンコのさよの出番がこれ。
蔵の裏側での撮影でしたが、ここ、なんたって蚊がすさまじい!
めったにヒトが行かないので飢えた蚊がここぞとばかりに群がってくるのです。
蚊避けスプレーで応戦しながらのつらい撮影となりました。
特にスプレーがふられるたびにさよが逃げ惑うので撮影が長引いちゃった、、、。
俳優さん&スタッフのみなさん、ごめんなさい~!
動物の撮影ってなかなかむづかしいんですね。
心配していた、戦前の犬としてはあまりに不自然なでぶい体はアップ気味の撮影のため、
顔しか写っていないとのことでよかった。
蔵の一画が昨年の地震で壊れていますね。

takumikun.jpg
主人公役の子役・拓実君
元気はつらつ

我が家でのシーンは実に5カ所で撮ってありました。
おじいちゃんの漬物作業部屋等、いずれも古ぼけたところが残っているのが良かったみたいで、この撮影をもって全行程終了だそうです。
暗くなって、映画の流れの中ではどうしても必要な迫力ある拷問シーンもあり、さすがにちょっと抵抗もありましたが、史実としては避けることのできないことなのでやむを得ないこととして拝見いたしました。
打たれ役の俳優さんのすごい迫力のある演技で、打つ方の俳優さんも演技前はニコニコ普通の方なのに、にわかに悪人面となって見ている側も思わず生唾ゴクリ。
すべて終わったのが午後9時過ぎ。やっぱり大変だなぁ、、、
皆さん、本当に本当にお疲れ様!

現在、韓国とは韓流ドラマや映画が大好評で韓流スターの影響もあり、とてもいい関係が出来つつある一方で、領土問題・靖国参拝問題など政治的な摩擦も深刻化している、あらゆる面で目の離せない関係です。
安藤監督は、ご自分の専攻が朝鮮語であるということ以上に日韓友好の一翼を担いたいという強い思いをご自分のブログ でも語られていて、我が家と愛犬がそのお手伝いをさせていただいたというのも何かのご縁ということでしょう。
ま、さよの出演は、犬ばか飼い主へのサービスのような感じではありましたが、、、。
映画の完成は8月末。天神でも上映される予定だそうです。
その前に安藤監督はヘルニアの手術をされるのだそうで、、
痛い体を圧しての監督兼撮影、ほんとうにご苦労様でした。

さてワタクシ、韓国とは色々な面で何かとご縁があるのです。
それで題名を「日韓友好よもやま話①」としてみました。
②以降は、、、またいつか書いてみたいと思います。
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