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2006.07.05 毎月5日はフィラリアの日
朝散歩から帰って来ると、「さあメシだメシだ~」「朝ごはんいただけるの~?」と、
期待に満ち満ちたまなざしを向けてくるワンタロたち。
ウッフッフ~、今日は5日。
まずはフィラリア予防薬入りチーズだよ~ん。
うちは毎月5日と決めております。月末・月初めは何かとあわただしく、
月が改まってほっとした頃の5日。
うちのワンコに処方していただいているのは、錠剤タイプの「ミルべマイシン」。
この薬はついでに回虫・鈎虫・鞭虫も下してくれる優れもの。
重たいりきだけは大小1個ずつ2個。女子は大1個です。
キャンディーのように一個ずつくるんである柔らかチーズに薬を押し込んだものを用意。
その前に何もはいっていないのを1個あげて気分を高めます。
その一個を食べた後、
「もっと!」とおめめをきらつかせて自主的おすわりをしたときに、
おもむろに薬入りを取り出すと、、、
百発百中ですわね。ほぼ丸飲み状態でヤツラの胃の腑へ落ちていくのであります。
もっとも直接薬入りをあげてもぺロリなのでしょうが。
ここ九州地域では大体5月から11月の7カ月間、服用の必要があるということですが、昨年は11月初めにも蚊が見られましたので、その1か月後までは要注意ということですから、今年は先生にその旨相談する必要があるかも。

フィラリアはその昔「犬の成人病」と呼ばれ、4~5才になればほとんどの犬が罹患し、実に犬の30%がこれで命を落とすという深刻な病気でした。
かの忠犬ハチ公もご多聞に洩れずフィラリアによる多臓器不全で亡くなったそうです。
今の予防薬が登場してから約20年。まだ日は浅いものの、ワンコの世界からみれば月1回で寿命を守ってくれるという、ノーベル賞特別賞でも差し上げたいような画期的発明だと感心しています。
他にもチュアブルタイプやスポットタイプ、注射もありますね。

一体どういうメカニズムなのか、興味があってちょっと調べてみました。
ワンコの体に入り込んで心臓などの器官にちゃっかり住みつき大きくなったフィラリア成虫が、ミクロ幼虫を血液中に大量に送り込む。このミクロ幼虫、なんと寿命は2年!
事前の血液検査では、このミクロ幼虫の検出で成虫の存在を確認します。
そのミクロ幼虫を血と共に蚊が吸って、蚊の体内である程度育った幼虫が別の犬の吸血のときにその犬の体に入る。これは必ずしも血液中ではないそうです。そしてこの幼虫が次第に育って成虫になり、犬の心臓(主に右心房)やらに寄生して、、、後はその繰り返し。
動物病院の受付に置いてあるわ。あのそうめんみたいなヤツが憎たらしい成虫ですね。
そして蚊によって体内に入った幼虫が育つ前に、正義の味方の予防薬がガツンと殺してくれるというのです。
ミクロ幼虫は一度蚊に吸われてある程度大きくなり、もう一度別の犬の体に入らないと成虫にならないんだそうで。ここで蚊が、培養及び媒介という大切な役割を担っているという訳です。
しかしまぁ、フィラリア虫もその生きるメカニズムは大したものだ。
こうしている間にもワンコたちは蚊に刺され続け、体内に幼虫が入り込んでいるのかもしれませんが、、、
さっきしっかり飲ませたよ。入っても無駄だよ。ハッハッハッ。
しかし、まさに「水ぎわ」の攻防、、
いやもっとぎりぎりのところでの攻防です。

これが飲ませたと思って安心していたら翌年陽性だった、、、
なんてこともたまにあるようで。
ワンコが後で吐き出していたり、完全に飲んでいなかったり。
万一そんな事態になったとしても罹患の程度で成虫を殺す治療の道はあり、
即深刻なことにはならないようですが、とにかくやられないに越したことはありません。
室内飼いのワンコとて油断は出来ず、薬は飲ませているとはいえ、飼い主はいかに蚊に刺されないようにするか心を砕く季節です。
「焼け石に水」的ではありますが、蚊取線香、スプレー、蚊よけハーブの鉢植えも今年は仕入れてみました。

梅雨明けは待ち遠しいものの、明ければ本格的な夏。
覚悟の夏です。
蚊にさされないようにしながら、せめて楽しく過ごすことを工夫してみましょう。

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さよ「チーズ、ケチケチしないでいっぱいちょーだい!」
~おやつが目の前だとなんていいお顔なの!
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