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2005.08.28 展覧会犬と家庭犬の間~その2~
今朝、久しぶりにりきをお世話してくださった日保の方から、おじいちゃんあてにお電話がありました。といっても用件はワンのことではなく、おふたりの別の趣味の件らしいのですが、あいにくおじいちゃんは不在だったので、「犬は元気にしてますか?」という話になりました。
りきとさくらの間に最初に出来た雌が、この春の大会で思いがけなく入賞したこと(へへへ、入賞したんです~0~)をお伝えすると、そのことはすでにご存知でした。そして、次のようにおっしゃるのです。
「オスが3才ですよね?理想的なのは今いる2頭のメスをハナして、オスの出身犬舎から遠い血縁のあるメスを入れたらいいんだけどね・・」
おんや、前の話じゃ、『りきの子供にいいオスができたらそれを残して、りきをよそにやんなさい』とおっしゃっていましたが。
選択肢は幾通りかあるということですかぁ~、へぇ~・・・って、なにぃ?
「ハ、ハナすって・・よそにやるってことですか?」
「そうです!」と、いともキッパリ。
「犬と長くいっしょにいるとどうしても情が移ってしまうでしょ?」
・・・もう情はごっそり移りまくっていますっ!!!ウチのワンはみんながみんな、天寿をまっとうするまでいっしょですっ!!!運命共同体ぬゎ~んですぅ~~!!!と、牙を向いて心の中で吠えまくりました。
とはいえ電話口では、
「うちは今のままでいいんですよ~。ではチチが帰りましたら連絡させま~す。」
とあくまでもさりげな~く、猫なで声で電話を切る私。
アドバイスいただいてありがたいのですが、ウチはあくまでもどこまでも、「家庭犬」なのです。
とはいえ、ちょっと納得がいきました。そういうことなのか・・・がんばってあるセミブリーダーさん達も、そのときそのときの犬の状況を見ながら、情が移ってしまう前に「決断」されるのでしょう。皆さん、人一倍犬を愛しておられるからこそ、仲間内で譲られたり、余生を過ごせるところへ番犬として出されたり。人側の都合ではあるけれど、「愛犬未満」の状態で犬を見送る。私達家庭犬の飼い主とは、目指すところが違うゆえの、ぎりぎりの決断なのでしょうね。

話はまったく変わりますが、愛犬にはいつまでも若々しく元気であってほしい。犬を飼う者なら誰しもが望むことです。しかし、どんなに長寿であろうとも、その大部分が20年足らずの犬の生涯の中で、現実はどのようなことが起こるか、誰にもわからないことなのです。
リンクのお友達のふくまる君はおうちのオチビちゃんのお世話をとてもよくする、頭がよくて気立てのいい黒柴系のMIX犬です。
ふくまる君はこの春、いのちにかかわる大手術をしました。
『後2週間のいのち』といわれた時点での手術でした。
そして今は、強靭な生命力でめきめきと回復しています。ここに至るまでは、なんといっても、飼い主であるふくまる母さんの大決断がありました。私は決しておおげさではなく、ふくまる母さんを家庭犬の飼い主の「かがみ」として深く深く尊敬するものです。(一連の事実を知る人はみなさん一斉にうなずいておられることでしょう。)
胸がつぶれるような思いをしながら、そのときの決断をする前後のふくまる母さんの日記は、犬を飼う者にとって、こころしなければならない貴重な思いが凝縮されていて、いつまでも心に残ります。(「ふくまるのおうち♪」別館から入り「旧ダイアリー4月前後」に書かれています。このご紹介に当たっては、ふくまる母さんに事前に御了承をいただきました。)
これを読んでおられる方には、できればぜひ、そのときの状況を知っていただけたらと思うのです。そして何よりも、そんな大病を潜り抜けてきたふくまる君が、まだまだ細っこい体ながらも、この晩夏のひとときを元気な姿で過ごしていることを、その目で確かめてもらいたいのです。

ワンコは大切な家族以外のなにものでもありません。
うちのワンコたちが天寿をまっとうするまで、及ばずながらも『自分に出来ること・しなければならないこと』を改めて肝に銘じていこうと思う私。
更年期だからといって、ぼけぼけっとはしていられないわ!と秋めく風に吹かれながら、朝の電話以来、ひとりもの思う一飼い主なのでした。

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