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2005.12.28 「4頭飼いへの道」裏話
この2カ月余り、「さくらの子育て日記」を見てくださった皆様、ほんとうにありがとうございました。
このお産は、昨年7月にぽんぽん達3姉妹が生まれて育った後1回妊娠のチャンスを見送って、満を持しての待望の出産でした。
勢いで生ませた2回のお産で、りきとさくらの間には健康で性格のいい仔犬が出来ることがわかりました。後はとにかく里親さんを見つけておくことだ!と、さくらが発情するずっと前から、ことある毎に宣伝しまくりました。田舎は圧倒的に雄が人気です。雄の予約はまたたくまに5件できました。雌も私の友達で2件見つかりました。さくらの生む数はほぼ間違いなく3頭以内。前のお産で雌3頭だったから、今度が雌3頭はないだろうと高をくくっていました。

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写真/左からヒメ、ケンイチ、サヨ

結果、雄1雌2でした。雄は生まれた次の日、優先順位1位のワタクシの敬愛する元上司のO氏が電話口で即決してくださり、早々と行き先が決まりました。それでも雌2なら安全圏内です。偶然にも日保の全国展の会場となった広島市に、該当する友達のひとりが住んでいましたので前の日に会って話しました。ところが家庭の事情が変わって飼えなくなったと言うのです。そしてなんと東京のもうひとりの友達も辞める予定だった仕事が続行で、こちらも事情が変わっていました。
里親探しは零からの出発となってしまいました。
この時点で「4頭目を飼おうかな」という考えが頭をもたげはじめました。

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写真/ヒメ

12月初め、柴友・香龍さんがチビワン達を見に来てくださいました。
里親さんの話が出て事情を話すと、「『近々柴を飼いたい』と言っているお友達がいますよ」と紹介してくださいました。メールをやりとりするとすごく明るいご一家で他にも色んな共通点があり、お話はトントン拍子に進みました。この方が、幼名ヒメ、現在の優ちゃんの里親さんのNAOさんです。
まさしく柴ネットがご縁でこのような縁組が整ったことに深く深く感謝しています。そのひとつの意義は、ワンコを家族のように思っていただける方と巡りあえたことでした。
優ちゃんは室内飼いになるとのことでした。ケンイチはなんといっても男の子。りき父も50日前後でうちに来て、最初から外で丸くなって寝て大きくなったようにケンイチも外犬で頑張って欲しい。でも同じ雌に生まれながら、最初から片や室内飼いとわかっているのに、もう片方が外で飼われる犬になるのはいかにも不憫でした。前のお産のアキととらみは、最初はともに外飼いということだったし、季節がもっと過ごしやすい頃でした。結果的にとらみは室内飼いになったのです。
動物病院の先生も「里親さん募集案内を院内に貼っていただいていいですよ」とおっしゃってくださいましたが、まったく未知の方にというのもちょっと不安でした。

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写真/ケンイチ

ここで意を決し「もう1頭はうちで飼いたい」とおじいちゃんに告げると、おじいちゃんは「そんなにたくさん犬はいらんやろ」と難色を顕わにしました。そして、親戚筋を色々とあたっているような節がありました。実はワタクシ自身もそうはいいながら、『4頭』という数字にイマイチ不安がなかったと言えばウソになります。

折りしもワンコ仲間の親睦会にお呼ばれする機会がありました。
ここで聞いたのが「4頭までなら大丈夫。5頭になるとグッと大変になりますよ」というセミブリーダーさんのお言葉です。
この言葉でふっきれたワタクシは、おじいちゃんから小さないのちを守り抜くために、既成事実を作ることを急ぎました。まずはおとんと娘たちを手なずけて味方につけました。日記で皆さんにその旨を公開し、赤い首輪をつけて「飼い犬」であることをアピールしました。さらにはおとんに「『もし勝手にサヨをよそにやったりしたら○○(ワタクシのこと)から一生口を聞いてもらえんごとなるバイ』ち、おじいちゃんにゆうてよね!」と言いつけました。おとんが実際におじいちゃんに言ったかどうかは定かではありません。

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写真/りきに暴れかかるサヨ

すると2日後おじいちゃん不在のときに、なんと親戚の方が「仔犬を見せてほしい」と訪ねてみえたのです。ワタクシは丁重に「ウチで飼うことにしましたのでスミマセン」と謝りました。聞けば「柴でなくてもよくて、とにかくよく吠える犬がほしい。」とおっしゃるのです。そんなことなら尚更のこと絶対にあげられません。それはかわいい娘を下女奉公にだすようなものだと思いました。このときもしワタクシが不在でおじいちゃんが応対していたらサヨを手渡してあったかもしれないと思うとゾッとします。もっともすぐに戻してもらいに行ったのでしょうが。

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写真/サヨ

これで完全にサヨはうちの4頭目の座にすわることになりました。
おじいちゃんには申し訳ありませんが、ワンコ関係はワタクシの聖域なのです。
4頭飼いとは「狂気の沙汰」か?
いえいえワタクシにとって、柴犬の飼育はライフワーク。
「狂喜の沙汰」なのでございます。
柴犬王国、バンザイ!

それにしても、、、おじいちゃんごめんなさいよ~。
当のおじいちゃんは今や諦めて、サヨをかわいがっておられるのでした。
へへへ、元々犬好きですもんね。





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