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2005.06.04 鮎の季節
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6月1日鮎漁解禁となるやいなや、おじいちゃんは例年どおり早朝4時起きでご出陣です。それから昨日まで連続3日間、親の仇をうつごとく毎日鮎釣り三昧の結果、大量の鮎が我が家へ持たらされました。初日は大振りのものを尾頭付きで塩焼き、小振りなものは腸をだしてしょうがで甘辛く炊き込みます。(写真はその前段階の下ごしらえ)
その中で大きさが不揃いなものはワンコの晩御飯にお裾分けです。

わたしの尊敬する栄養学の権威に川島四郎という方がおられます。旧陸軍で軍の食糧研究に従事され、戦後は日本人のための栄養学研究の先陣として貢献されました。
文庫版ばかりですが氏の著書は9冊持っており、家族の健康を担うものとして折に触れては読み返すのですが、人間ばかりではなくワンコにも十分当てはまるのではないかというくだりがあります。
それは、成長の過程でそのときに自分が採れるまたは獲れるものを食べるのがふさわしい食事であるというのです。
赤ちゃんのハイハイのときには原始時代なら手の届く昆虫や草、現代ではそれに類した柔らかいもの。
幼少年期は行動範囲も広くなり、川で魚をとれるようになるので、特に育ち盛りの子供は内臓や骨までたべる全体食が大事だと。
壮年期になると大きな動物もねじ伏せられるようになるから大型動物の肉を始め、いろんなものを食べてもバランスよく摂れればOK。
そして、老年期になると楽に手に入る野菜や貝類、海藻などを程よく、という理論です。
さらに歯の種類の数に合わせて摂るのが正しい食事というくだり。ヒトは臼歯が5、門歯が2、犬歯が1、この割合でその歯に応じた食物を摂るのが理に叶っていると。
じゃあワンコやライオンは犬歯ばかりだから肉ばっかり食べたらいいのかというとそうじゃない。
アフリカの大草原でライオンが草食動物を襲って何から食べるかというと草の詰まった腸から食べだすのだそうです。
こういった一連のことを念頭において、私は私なりにワンコのゴハンをこしらえます。
りきたちが自然の中を走り回れたとしたら、水の浅瀬に群れている鮎の大群から数匹を仕留める位わけないでしょう。
ライオンのエピソートから、野菜も出来るだけ旬のものを炊き込むようにしています。最近はキャベツ、ニンジン、かぼちゃ、ブロッコリーの茎(可食部分は我々の口へ)などを細かく刻んで米飯とぐちゃぐちゃに煮込みます。
獲物を食う臨場感を味わってもらいたいので、鮎はわざと姿をとどめたまま、煮込み御飯の上に乗っけて蒸し焼きです。味付けは一切しません。
かくして、鮎めしは今宵ワンコたちの胃袋へ・・・。
かりかりは多少残っても鮎の姿はすっかり消えた本日のお皿3枚でありました
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